Realistic Virtuality
現実的な仮想性: 伊藤隆介/制作の周辺
予言的?なもの(2)
2012年05月12日
美術
雑感
梅津薫先生の作品に現れる「断層」とは、眼で見た「断層」ではない。報道などで目にする、現実の断層の図像(上の写真)は判りづらい。
それに対し、梅津先生が描かれるのは、地震などの際に我々が「連想する断層」、もっと解りやすく言うと、科学的理解というか観念としての断層に近いと思う。
まぁ、「断層を描いてみる」という発想自体が、芸術家しか持ち得ないものだと思うのだが。
(つづく)
Posted by
cityeast
Comment(0)
TB(0)
00:08
|
Edit
予言的?なもの(1)
2012年05月05日
美術
雑感
2月に、同僚…というか職場の大先輩の退職記念の展覧会にうかがった。
札幌時計台ギャラリーの2フロア4展示室に渡る、画家・梅津薫先生の大規模な個展は、少年時代から65歳まで「表現者の成長」を目撃する機会だった。
梅津先生は独立美術協会に出品されている作家で、(乱暴に分類すると)シュールレアリスム系の絵画を描かれる方なのだが、近作にはギョッとした。断層の絵のシリーズが描かれていて、どうしても1年前の大地震を想起してしまう。
「烏(からす)のいる風景」(2010)
「光る大地」(2010)
先生にうかがうと、「断層」は新潟沖地震を機会に主題として現れてきたという。(梅津先生は秋田県出身。)
そのほかの絵では、地面からオーラというか、エネルギーのようなものが吹き出ている「光る大地」(2010)という作品もあり、これがアニメ「伝説巨神イデオン」(1980)を思わせる描写なのだった。タイトルも、なんとなく富野由悠季っぽいセンスなのが、偶然とはいえ面白い。
作品図版は共同文化社刊「シリーズ[北の聲]1 梅津薫」より。(発売中)
Posted by
cityeast
Comment(0)
TB(0)
00:04
|
Edit
ミシガン・シアター
2012年04月21日
映像
展覧会・上映
3月に出品したアナーバー映画祭の会場写真を、プログラマーである映像作家・西川智也さんが送ってくれた。
会場のミシガン・シアターは、シカゴのミュージックボックス・シアター同様、昔ながらの映画館でなかなかいい雰囲気。
Posted by
cityeast
Comment(0)
TB(0)
00:07
|
Edit
その後のムービースコープ(3)
2012年04月17日
映像
作品制作
MoviScop
from
Brian Staszel
on
Vimeo
.
ムービースコープ情報を検索していて、ピッツバーグ(またしても!)のBrian Staszelという人のアップした動画にたどり着いた。アナログのフィルム編集についてのノスタルジーを語った映像だ。
普段、何も考えずにフツーにやっている作業だが、こうやって客観的に見るとずいぶん原始的なことをやってるなぁ…と驚いた。フィルムをビュワーに通したり、リワインドを回したり、フィルムを刃で切ったりテープで繋いだり。
Final Cutなどと比べると、映画の編集というのは身体を使うのだなぁ。というか、各カットを繋ぐということ自体に物理的な(つまりやり直しがきかない)プロセスがあり、その結果、それぞれが儀式的でもある。無意味から新たな意味を創り出すモンタージュなどは、呪術的ですらある。
Posted by
cityeast
Comment(0)
TB(0)
00:04
|
Edit
その後のムービースコープ(2)
2012年04月16日
映像
作品制作
検索していて面白かったのが、
ボストン・コネクションという会社の商品サイト
だ。「Moviscop Lamp」という文字にカーソルを合わせると、
「ムービースコープオーナーに警告!品切れ電球の残存品をバカバカしい値段で購入する代わりに、現用電球を使用できるように、弊社が改造、チューンナップを引き受けます!」
というメッセージが出ることだった。
アメリカでは必ずと言っていいほど、こういう問題に対処する人が出てくる。結果的に、古いテクノロジーも長生きできることになる。
サードパーティーと言えば今風だが、要するにユーザーも保証書とは関係なく、自由に、独自で、解決策を選択する。メーカーの作る製品は「素材」にしか過ぎないと感じることすらある。
反面、「画一化されたシステム」に違和感を持つ社会風土の延長線上に、国民健康保険や銃規制への戸惑いもある。要するに国民性だ。
Posted by
cityeast
Comment(0)
TB(0)
00:02
|
Edit
1
2
3
4
5
...
[Next]
[Last]
[TOP]
[↑]
伊藤隆介
映像作家/美術作家
Ryusuke Ito
Filmmaker/Artist
伊藤隆介HP
月別アーカイブ
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2007年05月
カテゴリ別アーカイブ
美術 (84)
マンガ (39)
サブカル (19)
映像 (91)
本 (10)
作品制作 (150)
展覧会・上映 (74)
雑感 (62)
仕事(学校) (59)
仕事 (50)
青森県立美術館ラブラブショー (55)
個展2011 (4)
ウルトラマン アート! (22)
今敏とその時代 (6)
最新記事
予言的?なもの(2)
予言的?なもの(1)
ミシガン・シアター
その後のムービースコープ(3)
その後のムービースコープ(2)
その後のムービースコープ(1)
いろいろTOP10
ヒューゴの不思議な発明
ICCクリエイティブフェスティバル 2012 (2)
ICCクリエイティブフェスティバル 2012(1)
書評:誰も寝てはならぬ(最終巻)
50th Ann Arbor Film Festival
春労暁を憶えず
〽贈る言葉
Back from Japan
内部図解
個展「The Hole」(5)会場の様子
第4回恵比寿映像祭(5)
第4回恵比寿映像祭(4):開催中!
北部戦線異状無し
第4回恵比寿映像祭(3)
卒業制作展の搬入
第4回恵比寿映像祭(2)
第4回恵比寿映像祭(1)
書評:数寄です!
ウルトラマン アート!(22)長崎巡回
南聡作品集「昼」
ジョン・ケージ生誕100年/メタ・ミュージック(6)
ジョン・ケージ生誕100年/メタ・ミュージック(5)
ジョン・ケージ生誕100年/メタ・ミュージック(4)
ジョン・ケージ生誕100年/メタ・ミュージック(3)
ジョン・ケージ生誕100年/メタ・ミュージック(2)
ジョン・ケージ生誕100年/メタ・ミュージック(1)
北海道教育大学芸術課程 美術コース教員展 Part.2
遅ればせ、謹賀新年
XS展(2)
XS展(1)
これはなにか?
書評:AKB48 中学理科
Pittsburgh: The Andy Warhol Museum(3)
記事検索
Realistic Virtuality
Template by
wmks