Realistic Virtuality: Ryusuke Ito
現実的な仮想性: 伊藤隆介/制作の周辺
タテパンを作る(7)
2009年11月15日
作品制作
美術
雲台に支柱を取りつけたところ。
とりあえずはスムーズに動く。
それにしても、この形と動きは何かに似てるなーと思っていたら、アレでした。
子どものころ、アレは好きじゃなかったので、なんかヤル気がそがれた〜。
↓これがアレ
http://item.rakuten.co.jp/iwabun/rg-mizunomi/
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タテパンを作る(6)
2009年11月14日
作品制作
美術
台のパーツを組んで、雲台を取り付けたところ。
カメラをのせた雲台が、どうにか上下にPANする(首を振る)構造になりました。
実際には、雲台をぶら下げる形で動かす予定です。
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タテパンを作る(5)
2009年11月12日
作品制作
美術
パーツができました。
支点になる部分にはベアリングを入れます。(下の二つの部品。)
以前はいろいろなサイズのベアリングを使っていたけど、最近は5ミリ径に統一されつつあります。
理由は、ラジコンカーとかで使われているので、近所のお店での入手が容易で安価だから。
部品メーカーのウェブカタログなどを見ると、いい部品が山ほどあるけど、個人とははなかなか取引きしてくれないところも多くて残念。向こうにしてみたら、小商いで面倒くさく、支払いも心配なのもよく理解るけど。
その点、札幌のラジコン屋、模型屋さんは大人相手だから、閉店22時とか24時とかが当り前で、夜中にパーツが無くなった時とかが便利。
岩見沢では、なんと深夜2時までやってるラジコンの屋内サーキットも見た。周りは畑。
夜中にラジコンをやりに、真っ暗な国道を実車で乗り付ける人というのは、倒錯的な気はするが。
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パーツ制作について
2009年11月10日
作品制作
雑感
ホルダーを取り付けた雲台を取り付ける撮影台を作ります。(ややこしい。)
まずはパーツ作りから。たしかに、動く部分(支点)が多いので、作りながら地球コマをちょっと思い出しました。
よく「部品とか作るのは楽しいでしょう?」と聞かれますが、はっきり言って面倒くさい(←boldで)です。上手い人にお願いしたい(泣)。
使っている機材は、古ーいボール盤とかラクソーとかで、ガーとかブルーンとか結構うるさいし、バイス(写真の中央にある、部品を固定する締め具。基本的に金属のカタマリ)とがビューン!とかこっちに飛んでくることもあって、コワい。
↓コレが飛んでくる
とはいえ、仕事をしているロケーションは札幌の中心部に近い所ですが、夜中の2時に電動工具を目いっぱい使っても苦情が来ないというのは、北海道のよさだとは思います。
↓地球コマってこれ
http://www.rakuten.co.jp/starkids/805015/505022/
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タテパンを作る(4)
2009年11月08日
作品制作
美術
バットのたとえは撤回。
よーするに、こういうことです。
はじめから絵を描けばよかった。
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タテパンを作る(3)
2009年11月07日
作品制作
美術
CCDカメラを雲台につけてみる。
雲台の中にさらに、もともとの専用のホルダー(取付金具)があれば、タテパンする機構とは別に、被写体への角度を調節できる。
こうしないとバットの先端にカメラを取り付けてぶん回した状態になってしまう。バットを振りながらも、バットの先はボールに向けて回転させたいということです。なんか、かえって混乱する例えだな。
(ちなみに、野球のバットのことです。ナゾーとは関係ありません。)
ホルダーのネジの規格は、写真用の三脚の雲台と同じW1/4でした。
純粋に撮影用機材としては便利だけど、工作用の素材としては、(インチ用の工具をあまり持ってないので)ちょっと面倒くさい。
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タテパンを作る(2)
2009年11月06日
作品制作
美術
カメラの雲台を作ります。
左右の回転軸の位置を一直線にするのが難しそうだったんだけど、意外とスルスルとできました。
床面のグリッドは1つ5cm。
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タテパンを作る(1)
2009年11月04日
作品制作
美術
新作ではカメラをタテパンさせる必要があるので、タテパン用の装置を作る。
タテパンとは、縦に行うPANのこと。
PANというのは、簡単いうとカメラアングルの首降り移動ですね。周辺の(広い)風景を、カメラ位置を三脚上でゆっくり回して、画面内に収めたりします。
タテパンは、その縦バージョンです。ロケットの打ち上げとか、水着モデルさんの足下から腰、胸、顔までをなめる撮影などがそれに当たります。
参考:巨匠のPAN(タテの後にヨコパン。欲張りね。)
僕の作品ではミニチュアを撮影することが多いので、小さな三脚に小さなカメラを載せて小人にPANして欲しいのですが、ネット検索しても小人の求人誌とかハローワークは出てこなかったので、自動的に動く機構を作ります。
シーソーの先にカメラを置いて、ギッコンバッタンすればタテパンになるだろうという乱暴な目論見です。
※関係者の方、不都合があればお知らせください。すぐに削除します。
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アポロとテグス
2009年11月01日
雑感
月着陸でさらに思い出すのは、天井から吊られた田宮模型のプラモデルだ。
アポロ11号の司令船と月着陸船の模型で、なかなか手強いキットのため父では果たせず(笑)、若いデザイナーの久須美さんに組み立ててもらったのだった。
司令船はいろいろハッチが開いて、内部(宇宙飛行士とか燃料タンクとか)が見られるのだった。
それが、子供部屋ではなく、父母の寝室に吊られていた。なんだそりゃ。
来客があると、父はそれを自慢気に見せていたような気がする。
「ほぉ〜、テグスで吊っているんですな」と、大抵の客がそちらに感心していたのを覚えている。
寝室にアポロを見にいく客も客だ。
先日、模型屋でそのキットを見つけた。
月面着陸40周年の復刻版ということだそうだ。
今見るとさすがに大味なキットなのだが、三人の宇宙飛行士が行儀よく一つのパーツで座っているのを見て懐かしく思った。
↓タミヤのサイト(1/70 スケール限定アポロ宇宙船)
http://www.tamiya.com/japan/products/89788apollo/index.htm
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月の石のどさ回り
2009年10月30日
雑感
アポロ11号の月面着陸について思い出すのは、大人たちの興奮した顔だ。
正確には、(子どもの)僕が興奮しているのが当然…という前提で、いっしょに興奮している大人だ。僕自身は、あまりピンときてなかったような気がする。
しばらくたって、札幌のパークホテルのロビーに「月の石」と、実物大の月着陸船が展示されて、それには感心したような気がする。今考えてみると、月着陸船はおそらく日本で作ったレプリカだったんじゃないかな。
その後、実物大のゼロ戦(緑色の塗装の、おそらく52型)も来たが、すごく嬉しかったという記憶はない。
展示期間が終わった後も、ゼロ戦はホテルの車寄せ(タクシー乗場)のあたりに数ヶ月も放置されていた。
それって、もしかして、「神風タクシー」ってギャグ?
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cityeast
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月の影にて
2009年10月29日
映像
雑感
アポロ計画についての映画「ザ・ムーン」(2007)を見た。
ストレートな構成のドキュメンタリーで、宇宙計画の珍しい(しかも鮮明な)映像が目玉。
特にひねりなどはない作りだが、エンドタイトルで宇宙飛行士たちが「月面着陸は無かった」という若年の風評に対してコメントを述べるのが面白かった。
「つい40年前」と思ってみても、時代とともに、体験やそれにまつわる「常識」の風化は著しい。
その掻痒が、歳をとるということなんだろうけど。
↓映画の公式サイト
http://themoon.asmik-ace.co.jp/
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モマ・コンテンポラリーでの新作(19)
2009年10月26日
作品制作
美術
完成作品と、会場の雰囲気はこんな感じでした。
会場の奥行(引きの距離が短い)の都合で、ビデオ画面が小さくなりがちなところを、鏡による反射を介して何まわりか大きく投影してもらいました。モマコンの皆さんには感謝!です。
(画像をクリックすると、ちょっと大きめの画像が見られます。)
もちろん鮫の胃壁は上下して、照明の具合も変化します。その中で、ベーコン風の絵画や、樽の手前に立て掛けてあるM16ライフル(画像では銃口の辺りのシルエットが見えますね)などが露(あらわ)になっていきます。
素描と比較して、当初やりたいことは大体達成できたのではないかと思う。
とはいえ、作るうちに加えたい描写も増えてきたり。
何度でもつき合うことになりそうなテーマですね。
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モマ・コンテンポラリーでの新作(18)
2009年10月25日
作品制作
美術
魚さんたちも塗装し、旅行トランクも絵画も完成して、セッティングした状態のミニチュアセット。手前は撮影用のCCDカメラ。
結局、照明は映画風に、大げさなバックライト(逆光)にしてみた。今回、初めてLEDを使ってみたが、むしろ明るすぎてたじろいだ。
(画像をクリックすると、ちょっと大きめの画像が見られます。)
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備忘録(16mm)
2009年10月20日
映像
備忘録
かつてのようにコンスタントに映画を作っていない(年に1〜2本くらい)ので、油断するといろいろなことを忘れてしまう。
というわけで、早見表を作ってみた。
フィルムは物質化された時間だから、こういう身体感覚が失われると、取り戻すのに時間がかかる。
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cityeast
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エーゲ海に捧ぐ
2009年10月18日
雑感
ウソです。練馬区です。
次回作の取材に行きました。
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cityeast
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