切手のデザインの業績が大きく、ヘルシンキのデザイン・フォーラムにもちゃんと紹介ページがある。
http://www.designforum.fi/signe_hammarstenjansson_en
その切手イラストを見ていたら、ヤンソンのイラストの不思議さの理由も解ってきた。
切手やお札のイラストレーション(と呼んでいいのか?)というのは、銅版画と同じで、ざまざまな形や質感を(主に)平行に描かれた線で表現する。グレーの濃淡は線の太さ、あるいは線の間の白みで表される。線の切れ目は破線になり、点描へと推移することも多い。グラデーションの効果を狙うのである。
一般のペン画と比べて、「割切れた表現」とでも言おうか。(御大伊藤彦造なんかも、キャリアと共にそういうタッチが得意になっている。)
母の仕事を間近に見たという環境が、ヤンソンの画風にも現れているということなのではないか。

シグネ・ヤンソンの切手のひとつ。デザイン・フォーラムのHPから。







