人の多いところは苦手なのだが、やむを得ぬ用で外出。
久しぶりの大通エリア(札幌中心部の繁華街)は、春先で人の出は多いものの、札幌駅周辺の商業エリアにおされて、地上も地下街もなんとなくすさんでいる印象。
PARCOの看板に「サンダーバード展 200円」の看板とあるので、プロップでもあるかと期待してちょっと寄ってみる。
いまどき「200円」というのはすごいが、安いものには訳がある。
会場内には玩具コレクションや、時代背景を示すパネルなどが展示されているだけで、TV番組「サンダーバード」そのものとはあまり関係のないものばかり。これは、1966年ころの「サンダーバード」ブームの諸相を展示する催しだったのである。
ポスターをよく見れば、確かに「Thunderbirds in Japan!!」とある。とはいえ、キャプションは「日本上陸40周年記念企画」としかなく、これから内容を想像するのは難しい。まあ、「美空いばり」「大板血(おおいたち)」のたぐいと言っていいだろう。
素直に「懐かしーい!」「これ、持ってた!!」と楽しめればいいんだろうが、「そういうモード」ではなかったのであまり楽しめない。なにより、「60年代のお茶の間の実物大ジオラマ」の出来がいただけない。上野公園の下町風俗資料館にすら及ばない。「トレーシー一家のモダンなラウンジ」のジオラマも、ただの書き割りだったのには驚いた。たしかにデパートの怪獣ショーを彷彿させ、60年代っぽいレベルではある。