作業をしてたら、「ラブラブショー」(青森県立美術館)用に作った模型のNGモデルが出てきた。
バージニア・スリム・ライトというタバコのミニチュア。(手前。後ろは現在売られている本物。)
岡崎さんはスモーカーで知られているが、1990年ごろはこの銘柄を吸っていたことは当時の雑誌など(写真は角川書店「野生時代」1990年8月号)でわかった。でも現在のパッケージとはかなり違うので、「時代考証」のためにまた調査。
バージニア・スリム・ライトは、1983年5月発売だそうだ。この時代、みんな吸っていたな。それ以前は、滝沢聖峰などはメンソールの結晶とかを「モクモク西村」で買って、いちいちフィルターにさして吸っていた。
モクモク西村というのは、新宿の紀伊國屋書店本店の向かいの角にあった二階建ての煙草店。今はビルになって、ALOOKという眼鏡店みたいですね。(あ、アイウェア?すみません。)
最終的な作品はこんな感じ。
結局、タバコはもうひと回り小さい模型を制作。
ほかには消しゴム(MONO)の模型も作ったが、1995年にトンボ鉛筆の商標(ロゴ)が変更になり、デザインも微妙に変わっているのを再現。
「ジオラマボーイ パノラマガール」の原稿の模型は、ネームに写植も貼ったり、枠線を鉛筆で書き足したり、スクリーントーンを貼ったり。
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