Realistic Virtuality: Ryusuke Ito
現実的な仮想性: 伊藤隆介/制作の周辺
イメージフォーラム・フェスティバル2015(2)
2015年07月01日
イメージフォーラム・フェスティバル
映像
「コーネリアスのための映写機 PARTII」、東京会場での様子。
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イメージフォーラム・フェスティバル2015(1)
2015年06月30日
イメージフォーラム・フェスティバル
映像
「イメージフォーラム・フェスティバル2015」では、札幌宮の森美術館での個展で公開制作した「コーネリアスのための映写機 PARTII」の完全駆動版を出品。自転車を漕ぐことによって、35mmフィルムの映画を上映できる映写機である。
いまや廃品…というか産業廃棄物である映画フィルムを、核分裂だの核融合だのの外部からの電力を使うことなしに上映するシステムで、前作はコーヒーミルやサラダ・スピナーといった台所用品などの改造だったが、今回は自転車を利用。宮の森美術館での試作バージョンで積み残した問題を解決し、誰でも操作できるようにした。
自転車も映画と同じく19世紀の発明で、リュミエール兄弟の最初の映画「工場の出口」をはじめ、映画の歴史と共に様々な名シーンを作り出してきた。つまり、産業革命を発祥とする、映画というテクノロジーの戦友でもある。
本作品のタイトルは「PART2」ではなくて、コッポラやメル・ブルックスに敬意を表して「PARTII」。ちなみに「PART2」だと、宇崎竜童になってしまう。
イメージフォーラム・フェスティバル2015
東京会場(パークタワーホール) 2014年4月28日(火)〜5月6日(水)
京都会場(京都シネマ) 2014年5月16日(土)〜22日(金)
福岡会場(福岡市総合図書館) 2014年6月3日(水)〜 7日(日)
名古屋会場(愛知芸術文化センター) 2014年6月24日(水)〜 28日(日)
※京都では、
児玉画廊京都
に特別展示。
横浜会場(5/29〜31)では伊藤作品の展示はありません。
※詳細は、
イメージフォーラム フェスティバル2015のサイト
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イメージフォーラム フェスティバル2014
2014年04月27日
展覧会・上映
イメージフォーラム・フェスティバル
イメージフォーラム フェスティバル2014
東京会場(パークタワーホール) 2014年4月27日(日)〜5月6日(火)
京都会場(京都シネマ) 2014年5月17日(土)〜23日(金)
福岡会場(福岡市総合図書館) 2014年6月4日(水)〜 8日(日)
名古屋会場(愛知芸術文化センター) 2014年6月27日(金)〜 29日(日)
伊藤は16mm映画「Kdybych byl špion(私がスパイだったら)」、ビデオ・インスタレーション「猫と鼠のための習作」の新作二作を発表予定。
※詳細は、
イメージフォーラム フェスティバル2014のサイト
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イメージフォーラム・フェスティバル2013
2013年04月27日
展覧会・上映
イメージフォーラム・フェスティバル
更新が滞っていて、すみません。作品制作・搬入のため、時間を取られていました。
すでに開催中ですが、概要をお知らせします。
今回は映画作品、ビデオ・オンスタレーション作品の両方の出品です。
「Zmluva s diablom(悪魔との契約)」
(2013/16ミリ映画/カラー/5分)
【解説】8ミリから35ミリまで様々な映画フィルムのコラージュによる映像詩。コダックの倒産、シネコンの完全デジタル化など、いよいよ「メディア」としてのフィルムは臨終が近づいている。興行から見放され、生産とも流通とも無関係となり、いまやフィルムは大理石や檜と同じく純粋な「モノ」となりつつある。木材の年輪と同じく、記録や記憶がテクスチャーとして詰まっている「実材」としてのフィルムと、造形的な対話を行う試みである。
Cプログラム「進化するフィルム」
東 京(パークタワーホール) 2013年4月30日(火)13:45
2013年5月3日(金)13:45
京 都(京都シネマ) 2013年月21日(火)14:00
福 岡(福岡市総合図書館) 2013年6月5日(水) 16:20
名古屋(愛知芸術文化センター) 2013年6月12日(水)16:30
横 浜(横浜美術館) 後日決定
「自由落下」
(2013/ビデオ・インスタレーション[CCDカメラ、ビデオ・プロジェクタ、モーター、照明器具、ミクストメディア]/サイズ可変/カラー)
【解説】模型をビデオ撮影し、その拡大映像と並置する「Realistic Virtuality」シリーズの最新作。福島の原発事故から2年、我々はその脅威を忘れようとしている、あるいは無意識に「遠いもの」として捉えようとしていないか。この作品では、回転運動を続ける書き割りの空の前で、宙づりの原子爆弾は地表近くに届かず、永久に落下を継続してゆく。問題に対する回答を無限に延期して繁栄を手にした、戦後の日本人の精神のミニチュアであり、背負うこととなった核の宿痾を笑う装置でもある。
東 京(パークタワーホール) 2013年4月27日(土)〜 5月6日(月)
※会場ロビー横の別室で、各上映プログラムの間に鑑賞できます。(無料)
13:00〜13:30、15:00〜15:30、17:00〜17:30ころが入場しやすい時間です。
福 岡(福岡市総合図書館) 2013年6月5日(水)〜 9日(日)
名古屋(愛知芸術文化センター) 2013年6月12日(水)〜 6月16日(日)
※最終日は時間限定で展示予定
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